最近、高校生だけでなく、20代・30代の社会人の方も看護学校に入学されることが増えてきています。
その中でも主婦や子育てをされている方が看護学校に入学することは、経済面や子育ての両立などの不安があると思います。
今回は3人の子供を育てながら准看護学校に通った時の経験から、子持ち主婦が看護学校に行く際に考えておくことを5つを紹介したいと思います。
学校の情報収集
学校により学費や学生の人数や年齢層など様々です。
自分が行こうとしている学校の情報を集めることはとっても重要です。
知り合いが通っていると話を聞くことができて心強いですね。
私の通っていた准看護師学校では、ママさん半分、現役高卒半分くらいの割合でした。
なので子供関係で学校休むのもある程度許容されていたと思います。
私が入学を諦めた私立の専門学校では海外への研修旅行があり、必修単位の中に含まれていました。
そのようなこともあるので、学校説明会には必ず出席し情報収集をしましょう。
勉強時間の確保
子供がいて家事や育児に追われる中で勉強時間を確保するのは難しいですよね。
私は主に夜に勉強していましたが、課題やテスト勉強で時間が必要な時は旦那に見てもらい、図書館やカフェに行って勉強をしていました。
子供の預け先
旦那さんや実家が頼れると心強いですね。
子供の預け先は最も重要です。預け先がなければ学校や実習を欠席することになるので、後々負担になってきます。
何か起こっても安心して預けられるところを何箇所か確保しておきましょう。
まず未就学児。
保育園は土曜日も預かりが可能か、延長保育は何時まで可能か確認しましょう。風邪や出席停止になる病気の際に預かってくれる場所の確保も必要です。実家にお願いしたり、病児保育・病児後保育にも登録をしておいた方が良いですね。
在学中に小学生になるお子さんがいる方は、学童の利用時間を確認しておきましょう。
土曜日は利用可能か、夏休みなどの長期休みの利用時間やお盆や年末年始の預かりがあるか。
小学校は大雪やインフルエンザで学級閉鎖があったりと急な休校があるので、預け先やお子さんがお留守番ができる性格かどうかなども考えておきましょう。
学費
学費は学校によりますので学校のHPなどで確認しておきましょう。他にも参考書や実習着、研修旅行など費用もかかります。
また、成績が悪いと補習や再テストでお金を取られる学校もあります。
学生の間にも家賃などの生活費、子供にかかるお金もありますので貯金は多い方がいいですね。
学費のサポートとして、
- 専門教育訓練給付制度・・・指定の専門実施教育訓練を終了した場合に施設に支払った料金の一定割合額を給付金として受け取ることができます。
- 看護職員就学資金制度・・・将来、看護師として就業する意思のある看護学生に対して支援する制度です。
などがあります。金銭面で不安があるかたは、検討をしてみてください。
県や病院独自の「○年間で働いたら返還不要」の奨学金もありますが、退学や自己都合で働けなくなった場合は返還を求められます。家族と相談してよく考えてから借りましょう。
また、シングルマザー(シングルファザー)の方は、
- 高等職業訓練促進給付金・・・母子家庭・父子家庭の親が1年以上養成機関へ通う場合の生活費を支援する制度です。
こういった支援もありますので、お住まいの自治体に問い合わせを行なってみましょう!
生活費の見直し
あとは生活費ですね。
2〜3年無職になるわけなので、生活費の見直しは必須です。
携帯のキャリアやプランの見直し、不要な保険やサブスクなどは解約しましょう。
夏休みなどに短期のアルバイトを行なったり、自分のペースで仕事ができるクラウドワークスやランサーズ、ココナラなどに登録をしておきましょう。
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